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ミュンスター市が日本でも「自転車の街」として有名です。現在は自転車が日常交通のおよそ38%を担い、ドイツではリンク自転車交通のモーダルスプリットへの割合が3番目に高い街です。当然、ミュンスターはノルトライン=ヴェストファーレン州の先端的な交通政策を実験する リンク「自転車に優しい市町村の協議会」(AGFS)にも入っています。

ミュンスター市での自転車交通の利便性と成功は、 リンク自転車道が充実している結果だけではなく、計画的な自転車交通促進の結果です。車が不便になっても、自転車と公共交通機関の組み合わせを強化し、自転車が市内で一番速い交通手段となりました。

自転車を便利にするために、自動車交通と同じような交通システムが必要です。自転車用のリンク高速道路や標識と道路地図、通勤手当、洗車や修理などのサービス、荷物用コインロッカー、職場でのシャワーや着替えのできるところなどが必要となります。しかし、一番必要ではないかと思われるものが駐輪施設です。

ドアー・ツー・ドアーの移動といった、自転車の主なメリットを生かすために、分散型駐輪場が多く設置されています。分散型駐輪場とは目的地の直前にある、数台の自転車を一時的に止める場所です。行きたい場所の付近にはこのような分散型駐輪場が他の場所がたくさんあるので、自転車を目的の場所で止められます。その結果、自転車を一カ所に長く止めなくてもよいものです。その一方、長期的利用に適した大型駐輪場が駅などにあり、また最近は自転車の修理やパーツの販売、レンタサイクルなど、サービスを提供する大型駐輪場がを多く見られます。

しかし、自転車は日常生活の交通手段にとどまりません。ドイツ全国にわたり、150路線以上の長距離自転車道ネットワークが整備され、そのネットワークがさらにヨーロッパ全土を跨るネットワークの一部となっています。個別の長距離自転車道でも、少なくても2泊3日の旅ができることが基準です。さらに、荷物を運んでくれるパッケージツアーなど、自転車利用者のニーズに合わせられたツアーを提供する旅行会社も増えています。

自転車でツアーをする人が「bett & bike」の宿に泊まることができます。「bett & bike」登録施設にはユースホステルや農家ペンションから五つ星のホテルまでのものを含みます。この宿泊施設が自転車で来る人に特別なサービスを提供し、リンク「全ドイツ自転車協会」(ADFC)の認証を受けています。現在は、全国にわたり4000強の宿泊施設が登録されています。

自転車利用に関する意識をあげるために、2000年より、自転車利用を促進する一番面白い自転車促進策が「best for bike」賞を受けることになっています。自転車に優しい交通に非常に力を入れている自治体である、ドイツの北西部のウプレンゲン村が2005年の「best for bike」賞を受賞しました。

なお、日本からの問い合わせが多いからだけではなく、ドイツに帰国してから自転車が近距離交通手段として改めて大きな役割を果たすと思いますので、ハンブルクなどの話題や面白いことをピックアップし、不定期的にリンク自転車生活のブログに乗せることにしました。お楽しみに!

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最終更新:2017年1月4日
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